持山の木で建てた家Ⅲ の取組
製材所から自然乾燥へ。
2013-07-12
玄関の上り框と式台を製材しました。
2013-07-10
昨日の朝からお昼まで、製材所の製材機の横で良い材料がとれるかどうかずっとついていました。
昨日は杉を引きました。
巾が50cm以上もある板がとれました。厚みは75cm、長さは3mで見事なものでした。これを加工してお客様のテーブルを造ろうと思います。廻り階段の段板も取れ、長さ1、5m、巾60cm、厚さ4.5cm。とれてホッとしました。
今日は桧で玄関の上り框と式台です。
木は製材してみないと、無節か節有りになるか解かりません。木が生長する過程で枝打ちをしていないと無節はとれません。
お客さんが「ワシは枝打ちはしとらんけなぁ~。」と言っておられたので、無節は無理かなあ。上り框と式台は、節があっても仕方ないか、と半分あきらめ感覚で臨みました。
まず一のこ(ひとのこ)、ニのこ(ふたのこ)入れて木の肌が出てきます。
オッ!! 無節ダッ!!
必要な巾までノコを入れて、ヤッタ―、無節!!
思わず、製材所の社長(製材機に乗って作業中)と目が合って二人ともグー
式台も、OK!!
幸せな瞬間でした。
次に玄関サッシの上の平物(ひらもの)3.00x120x240も無節がとれて一安心。
製材所さんに感謝の一言です。
買った材は、きれいで当たり前ですが、こういう感動に出会えるのは、やはりこの取組のお陰です。
木に「有難う!!」と思わず手を合わせたくなりました。
今日は、とっても美味しいお昼ご飯になりました。