鳥取県独自の省エネ基準『NE~ST』が、全国から注目!!
『省エネ基準以上の存在を周知』
基準の制定あたっては、伊香賀俊治・慶応義塾大学工学部教授、加藤正彦・鳥取大学医学部准教授らで構成する検討委員会を設置。
具体的な基準の内容は、とっとり健康・省エネ住宅推進協議会に参加する県内の設計事務所や工務店によるワーキンググループ(小椋設計事務所も参加させていただいてます。)で検討した。
G1(下記パンフレット参照)が効率的な全館空調に最低限必要との位置づけだ。
検討の過程では、G3レベルの性能は達成が難しいとの指摘もあった。しかし、県の担当者は「県民に最高のレベルを提示する」ため、あえてG3を基準に盛り込んだとする。国が基準を定めると、それが最高だと思い込む生活者が少なくないため、より高性能な住宅の存在を示し、選択の幅を広げるのが狙いだ。
G2が最もコストパフォーマンスが良いとする意見が多く、県内の工務店でもG2レベルを達成できる会社が一定数存在する。そのため、実際はT-G2を推奨基準として、普及を図っていくとしている。
(新建ハウジングより)
