神代杉をご存知でしょうか。
「神代杉」とは、水中・土中に埋もれて長い年月を経過した杉材です。
過去に火山灰の中に埋もれたもので「埋もれ杉」ともいわれています。
青黒く、木目が細かく美しい。
伊豆半島・箱根・京都・福井・屋久島などから掘り出され、工芸品や天井板などの材料として珍重され、近くでは島根県の三瓶山で出土したものが有名です。
杉の外壁板 |
外壁材に杉板(赤身板)を使用することをお勧めして長い年月が立ちます。
そして、その外壁板に竹酢液を塗っています。
その竹酢液を塗った色が「神代杉」のような色になります。
当事務所では、竹酢液を加工して化学反応を起こさせて、竹酢液塗料を作ります。
それを杉の赤身の多い板に塗ります。
太陽の紫外線と熱で、板に染み込んだ塗料は黒く変色していきます。
杉の赤身板に塗装
1回目より2回目のほうが黒く発色
3回塗
時間が経つと黒さが増す。
見る角度と光の当たり具合によって
色が変化する。
なぜ、杉板を使うのか!! |
○ 杉は日本固有の植物で、古くから用いてきた建材であるとともに、 日本及び地元の気候風
土にあった材料
○ 部分的なメンテナンスが容易な材料
○ 竹酢液を塗ることによって、耐久性、防腐・防虫性が増す。
○ 竹酢液を塗った杉板は、方向によって黒さが増す面と、色が 薄れる面があるが、DIYにて塗
り増すことが容易にできる。
○ 価格が安価である。(杉板と竹酢液塗料)
○ 竹酢液を塗るのはDIYで可能、年配の方でも、子供さんでも簡単に塗ることができます。
DIYすることで家づくりに参加でき、家に愛着が沸く。
○ リサイクル(将来は土に還る)が容易である。
施工例 |
[竹酢液塗装
した杉板貼]
[竹酢液塗装した杉板 +
モルタル塗]
[キシラデコール塗装した杉板 + モルタル塗]
[キシラデコール塗装した杉板貼]
デザインは、お施主様と打ち合わせしてプランニングしていきます。 洋風な外観・和風な外観・山小屋的な感じ等 いろいろ お施主様と一緒に創り上げていきます。 |