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ちょこっと豆知識

冬本番が到来、寒い冬を乗り切るには!!  【寒さの原因】

2022-12-05
12月になり本年も残りわずかとなりました。
気温も低下し、いよいよ冬本番といった雰囲気です。
  
家の中が寒いなと感じた際に、「うちの家は古いからなぁ」と諦めてはいませんか?
必ずしも家の老朽化のみが寒さに影響しているわけではないのです。
思わぬところに原因があるのかもしれません。
まずはそんな寒さの原因を探ってみましょう。

 【寒さの原因 その1】 
 
熱を伝えやすい素材を使った窓
部屋が寒くなる一番の原因はなんといってもです。
日本の窓で古くから採用されるアルミサッシは、軽量で丈夫というメリットがある一方、外気の影響を受けやすい特徴をもっています。
アルミといえば、自動販売機で売っているジュースもアルミ缶に入っています。
夏の暑い時期に自販機から取り出してすぐは缶ジュースもキンキンに冷えています。
しかし、時間が経つにつれ夏の外気温の影響で温くなるのは誰しも経験済みでしょう。
それくらいアルミは外部(内部)の熱を内部(外部)に伝えてしまうということですね。
 
アルミサッシの窓枠を使っている住宅の場合、どうしても部屋の中で温められた空気は窓付近で冷やされてしまいます。
暖房をつけても足元が冷える場合は、もしかするとアルミサッシによって空気が冷やされているからかもしれません。
 寒さの原因 その2 
 
隙間風がある
古い家では、時間の経過と共に色々な箇所へ劣化が起こり隙間風の発生が起こることも多々あります。
新築時はぴったりと閉まっていた窓や扉も、地震などの振動や建材の劣化によってゆがみが生じてしまうことが原因です。
外につながる扉は、構造上ゴムパッキンで隙間風を防いでいます。
しかし経年劣化により、すり減りが起きたり、ヒビ割れが生じたりすることで、パッキンの機能が低下し隙間風が入ることもあります。
また、アルミサッシや障子、ふすまなど引き違い戸は劣化の有無に関わらず、わずかな隙間ができる構造となっています。 
隙間風が入る部屋というのは、冷たい空気が室内に入るだけでなく、暖房で温めた空気も室外へ逃げてしまい寒くなるのも原因でしょう。

 寒さの原因 その3 
 
 断熱材が機能していない
築年数が比較的浅い物件や、過去にリフォームしたことのある物件は、床、壁、天井へ断熱材を使用していることも多いです。
断熱材を使用しているにも関わらず寒さを感じるのであれば、断熱材自体が機能していない可能性があります。
 断熱材の中には年月が経つと湿気等の水分を断熱材が含んでしまい所定の箇所からズレ、十分に断熱材の機能を発揮していないケースもあります。


 寒さの原因 その4 
 
コールドドラフト現象
コールドドラフト現象とは、冷気は下へ向かい暖気は上に集まるはたらきのことで、古い家に限らず起きる現象です。
 
いくら部屋を暖めても寒さを感じてしまう場合、室内でコールドドラフト現象が生じていることが考えられます。
特に、天井が高い吹き抜け等のある家ほど暖気が生活スペースから高い位置に留まってしまうため、暖房が効いていないように感じてしまいます。
 
前述したとおり、家の寒さはさまざまな原因が考えられます。中には暖房の設定温度を上げても解決しにくいものもあるため、原因に合った対策が必要です。


次回は手軽に取り入れやすい寒さ対策をご紹介します。


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