ちょこっと豆知識 一覧へ戻るカーテンのおはなし!!2022-07-19カーテンの装飾 ウィンドウトリ―トメント(窓廻りを装飾するインテリアの総称)はお部屋のイメージを考える上で重要な部分になってきます。現在では、カーテンやブラインド等いろいろな物がありますが、今回はカーテンに着目して見てみましょう。 カーテンの装飾で知っておきたいものは大きく分けて〇カーテンヘッディング〇ファブリック機能 の2種類になります。【カーテンヘッディング】 (3つ山2倍ひだ)ひだが3つある為、カーテン生地が仕上がり寸法の2〜2.5倍の長さ必要になります。ひだがたっぷりと出来る事により、奥行きが出て高級感を演出できます。(2つ山1.5倍ひだ)奥行き感はあまり出ませんが、その分、柄物のデザイン生地が美しく演出できます。カジュアルなプリント柄などがお勧めです。(フラットカーテン)1.1~1.3倍ほどのひだを取らないシンプルなスタイルのカーテン。柄や模様をきれいに見せたい場合にお勧めです。シンプルでナチュラルなスタイルにも相性が良いでしょう。(ペンシルギャザー)ギャザーテープを縫い付け、絞ることで縦に鉛筆状の規則的なプリーツを演出することが可能になります。仕上がり幅の2.5倍ほどの記事を使用するため、高級感のある演出が可能になります。【使用環境に適したファブリック機能の選択】 (ウォッシャブル機能)洗濯機等で洗えるカーテン生地で、ポリエステルなどが使用されていることが多いです。洗っても色落ちがしにくいことが特徴としてあげられます。清潔に保てるので小さなお子様やペットを飼っている家庭にはお勧めです。(遮光性)外部からの自然光を遮るカーテンです。横糸に黒い糸を織り込んだもののほかに気に入った生地で遮光性のある裏地を採用することにより遮光性を上げることも可能です。遮光度合は等級1〜3級で表され最上位の1級は太陽光をほぼ遮断できる表示となります。(防炎性)難燃糸か防炎加工を施した生地で硬めの生地が多いです。素材は綿や麻、レーヨン、絹、ウールなどがあり「不燃」ではないので注意が必要となります。(遮熱レース) 熱を遮断する目的で特殊な金属酸化物を封入したポリエステル繊維を使用したものや裏に金属コーティングされているものなど多種多様です。装飾性のあるものが増えてきています。いかがでしたでしょうか。今回は、どの家庭でもあるカーテンを取り上げてみましたが、意外とカーテン1つとっても奥深いものがあります。新築、またはリフォームをしたきっかけにカーテンを新調したり、お部屋の配置換えを機にカーテンを新調!などの際に、参考にしてみてはいかがでしょうか。 参考資料「建築知識」