ちょこっと豆知識
人の体で断熱を考えてみよう。
2022-03-04
今回は質問から入ります。
あなたは雪の降り積もる真冬の空に、お使いを頼まれ出掛けることになりました
ここで質問です。
どういった格好で外出しますか?
① 全身裸でカイロを体にペタペタと20、30枚と
貼った状態で出かける。
② 温かいセーターに防寒着を羽織り、
首にはマフラー、頭には綿毛の帽子。
最後にカイロを1つほどお腹にペタッと
貼り付ける。
さぁ出掛けよう!!あなたならどちらの格好がお好みですか??
あなたは雪の降り積もる真冬の空に、お使いを頼まれ出掛けることになりました
どういった格好で外出しますか?
① 全身裸でカイロを体にペタペタと20、30枚と
貼った状態で出かける。
② 温かいセーターに防寒着を羽織り、
首にはマフラー、頭には綿毛の帽子。
最後にカイロを1つほどお腹にペタッと
貼り付ける。
さぁ出掛けよう!!あなたならどちらの格好がお好みですか??
コンプライアンスや世間体がどうのと言った、お話は置いておいて
きっと多くの人が①は選ばないはずです。…よね?
裸にカイロの状態がどれほど経済的ではないのか、
暖かい服装がどれ程、温もりを感じるのか
人により快適と感じる温度には違いがあれど
暖かい服装の方が経済的にも体感的にも有効だと感じることでしょう。
しかしこれが現在の住宅事情となると話が変わります。
多くの住宅では断熱はそこそこに留め
暖房などの設備を多用し快適性を求めるといった住宅は多くあります。
こういったお家は我々人間で例えれば、
半袖とまでは言わないでも
防寒着を着ず、薄着でカイロを5,6個と使用している状況と同じではないのでしょうか。
いわゆる、「なんちゃって省エネ住宅」ですね
本質から外れるが故に、省エネ、快適性、健康、経済性などの面で見ても費用対効果が低い住宅となってしまうのでは無いでしょうか。
そういった全身カイロに近い住宅が建築市場から少なくなるよう願いたいものです
