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ちょこっと豆知識

温熱環境と断熱環境は切っても切りはなせない  ~その1~

2022-03-10
今日は少し、深いお話となりそうです。


建築をする際に必要となる材料(建材)


多くの材料が住宅を建てる際には必要になりますがその中でも、F☆☆☆☆「フォースター」
という表記を皆さんは見たことはありますか


DIYが好きで、よくホームセンター等の建材コーナーに行かれる人は目にしたことがある表示かもしれません


これは既製品の
フローリング材料や壁紙用の接着剤、
壁、床の下地を作る際の構造用合板
(イメージ:ベニヤのような板)の接着剤等に使用される
ホルムアルデヒドを発散させる商品に表示されています


ホルムアルデヒドは学校の理科室にあった生物を保管しているホルマリンの一種です。
(ホルマリンを希釈したようなイメージでしょか


ホルマリンは瓶の中に密閉の状態で保管されていますね。
そのような状態なので、蓋を開けない限り
あのツンとした匂いはしません。
が、ひとたび蓋を開けたものなら鼻を突くような異臭はぬぐい切れませんよね

私も子供のころは恐ろしさも知らず遊び半分によく嗅いだものです


そういった物が含まれている製品であることを建材ではF…と示し
☆の数が多くなる(最大☆4)につれ、
そういった接着剤等の使用量が少ないことを指しているんです



また☆の数が2~3の場合、住宅への使用数量に制限がかかり、
☆4になると使用数量に制限がかかりません


使用数量が制限されるという事は使用量が増えると何かしらの問題があるという事ですよね。


さてこのホルムアルデヒド、我々人体が吸引を続けるとどういった症状が起こるのでしょう


簡単に説明するとアレルギー反応を引き起こします


人体のアレルギーはよくコップの水で表されます。


例えば、コップの容量が人体のアレルギー許容範囲だとした場合、
人によってオチョコのような少ない容量の方もおられれば、ビールジョッキのような容量をもった体質の方もおられるでしょう


このコップ容器へアレルギー物質が蓄積され溢れ出た場合が、アレルギー症状の発生として人体へ現れてきます
※参考「住まいの空気の大切さ」
     (クリック)



花粉症等もそうですね。
花粉症もアレルギー物質が蓄積され溢れ出た症状でしょう



こういったホルムアルデヒド等の化学物質を人体が多く含んでしまった場合に
「シックハウス症候群」といったものを患ってしまう可能性があります。

この、シックハウス症候群
症状として


目のチカチカ炎症や頭痛、鼻水や皮膚の湿疹、
また人によっては呼吸困難等を引き起こす
とても恐いものとなるんです


さて前置きが長くなりましたがここからが本題です。



上記のような背景がある中でも使用制限が掛かっていないという観点から

F☆☆☆☆の材料を床の下地材として、
または壁の構造用材料として、工事手間の省略化という理由なのか
家全体をそういった材料で建築する工務店がまだまだ沢山あることが事実でしょう



しかしながら現在の住宅は高気密、高断熱といった動きが加速化しています

高気密…隙間が少ない住宅
高断熱…いわゆる暖かい住宅
ですね



昔の住宅は隙間も多く
断熱施工もおろそかな住宅だった為
仮にそういったホルムアルデヒドが含まれた材料を使った住宅であっても
隙間風等で換気が取れ
人体への影響は少なかったのかもしれません
良くも悪くもお家の中の空気は奇麗だったのですね。


しかし先ほどの通り
現在の住宅は高気密化、高断熱化しています。



高断熱化という事は
メリットとして温かい住宅であるが故に、
逆にそういった建材を多く使用した住宅の場合、
暖かさからホルムアルデヒド等の化学物質が室内へ発散される恐れがあります

また、高気密であるため、室内に発散された化学物質は外に全てが排出されることなく
室内に滞留してしまう恐れもあるのです



そういった状況下の住宅環境を作らないことは
我々、建築に携わる者の義務ではないでしょうか


その為には、ホルムアルデヒド等を含んだF☆☆☆☆等の材料を住宅の材料に極力使用しないことが必要になるのではないでしょうか




自分自身が健康に暮らせる家、愛する家族を守り家族みんなが幸せに暮らせる家。
そういった当たり前の
「健康」という事が生活の基盤である
お家から崩れていくようでは本末転倒です



そのような観点からも
小椋設計事務所ではホルムアルデヒド等を含む材料を
極力使用しない自然素材の住宅造りに取り組んでいます。



安心、安らぎを与え、快適に生活を送れるはずの住宅が病気の根源となってしまってはいけません。
大切な家族と暮らすお家だから住宅の材料は大切な物となるのではないでしょうか。


澤田

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